ツリバナ種子を30粒封入しています。
発芽率は低めです。地植えがおススメですが、ポットでの育成でも可能です。
種子は湿度保ち保存しています。
種蒔時期: 9月〜12月上旬
種蒔きには市販の種蒔き土やピートモスと赤玉土を混ぜた土を使うと良いでしょう。
苗木は水はけの良い土に腐葉土を混ぜた土で育成しますが、あまり用土を選びません。
粘土質の土の場合は真砂土などに入れ替え、腐葉土を混ぜ込むと良いでしょう。
種のサイズは7,8ミリメートル位の半円型で、鮮やかなオレンジ色です。
秋に赤い殻の中に吊り下がった実が成ります。
成木では時間が経つと殻から実の部分がとれ、地面に落ち、翌春に種が出てきます。
種子の土被りは薄く被せる程度にし、あまり土被りが深くならないようにします。
種蒔き時にはたっぷり水を与えるようにし、数日は水を与え続けます。
水やりも種子が動かないように、ジョウロで水の勢いを強くならないよう優しく水やりします。
ポット植え場合は、下から水を浸み込ませるようにしてやると、なお良いでしょう。
発芽は秋に種蒔きして、翌春に芽出すこともありますので気長に待ちます。
【ツリバナの木の紹介】
秋になると、細い枝先にぶら下がった赤く殻をもった実が4方に開き、中のオレンジっぽい実が顔を見せます。
しなる枝先で赤い実を付け、風流な様子は和風の庭に良く似合います。
日蔭からやや日陰に植付け、また水を好む性質ですので少し他の樹種より水を多めに与えます。
枝が細めの線で枝先は少したわんだ弓のような形になる木なので、雑木の庭に一本あると庭に少し変化が出ます。
実の色も木の個体によって少し赤色にも違いが出ます。
成長の遅い方の木になりますので、地植えでも鉢植えでも育成可能になります。
盆栽にも使われることでも有名です。
半日陰を好み西日は避け、日が強く当たるようであれば株元にマルチングをするといいです。
【ツリバナ苗木の育て方】
・落葉中木
・高さ:約3〜6m(成長は遅い方です)
・植付け場所:半日陰の庭で育てます。午前中は日光があたり、午後は日陰になるような場所が育成に好ましいです。西日により熱が株元にたまり乾きやすくなりますと、樹勢が弱くなります。
水はけの良い場所を好みます。粘土質等の用土の場合は、根株のひと回り大きい穴を掘り、水はけの良い用土に入れ替えて植え付けます。水持ちの面からも腐葉土等を一緒にすき込みます。
・ツリバナは水分をたくさん必要とする植物です。植付け後、1年くらいは特に水分を切らさないように育てます。(特に暑くなる6月〜秋口)
・特に夏季は水を切らさないようにして育てましょう。冬季は株元が乾いていたら、水分を与えるくらいで十分です。乾きすぎると、枝枯れの原因になります。
・肥料:冬場の2月頃に寒肥や腐葉土を与えると良いでしょう。木の枝先の半径あたりの直下に、土に掘って寒肥や腐葉土を埋め込みましょう。
・剪定:自然樹形が美しい樹種なので、剪定せずに自然樹形を楽しみます。枝枯れしていれば、枯れている枝を取り除きます。基本は冬季に剪定します。
【ツリバナの紹介ページです!】
★ツリバナの実 時間とともに風合いが変化します
★春 ツリバナの芽出しから開花
★雑木の庭の低木 ツリバナ 秋になりぶら下がった赤い実が付き、割れたところです!
カテゴリーページ 種子(雑木や草花の種子)