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春 ツリバナの芽出しから開花
春 ツリバナの芽出しから開花
ツリバナの花 ひっそり咲きます
変化のある静々とした色彩を持つ五つの花びら
柔らかい幹とゆるやかなカーブを描く弓のような枝を持つ雑木です。
枝から対になった小さ目の葉は、春はきれいな緑色をしています。
夏の終わりころから少しづつ葉色も変わって行きます。
ここでは芽吹きから花が咲く様子を見ていきます。
3月下旬に葉が芽吹いて来ました。細い枝先に芽が出て来ているのが分かります。
目立たない細めの芽から広がって行きます。
枝ぶりも波打つような生命力を感じます。まさに生きている躍動感が出ています。
若葉が出そろって来ました。まだ枝先の葉も小さく軽い状態なので90度くらいの角度で枝が広がっています。
一本一本の枝が細い様子が分かります。
木の個性により多少違いがありますが、幹色も少し赤味を差すものがあります。
アップにして撮った写真です。蕾が横に向かって出て来ています。
先端に青くてまあるい蕾が付いています。
枝のこのしなやかさがいいですね〜。枝がうねっています。
この自然な曲線美が素晴らしい日本の雑木のなせる技です。
蕾がだんだんとぶら下がって来ました。
少し離れると色も同化して見つけにくいです。
葉色が若草色で発色もいいです。
朝の光を背にした蕾が輝いています。
少し蕾の形に角張ったところが見え出しています。
蕾の数も一つだけのものから3つくらい付いたものまでありますね。
葉の葉脈もきれいに出ています。
花開いて来ました!紫色がよく目立ちますが薄い白と緑をベースにして自然の淡いイチジクっぽい紫色ですね。
ツリバナは西日に弱く水がを切らさないようにして育てますが、日陰に植え付けるとこの季節は瑞々しい潤いのある木姿です。
派手さはないですが、よく見ると地味に味わいがある姿が魅力です。
常日頃、自宅の庭に木があっても気を付けて見ていないと忘れがちになりますが、里山の『雑木の花』の雰囲気が漂ってくるようです。
ツリバナ一本で山の自然に触れ合えるような魅力を持ち合わせています。
秋の実が見所ですが、春も影に隠れながら季節の訪れを感じさせてくれる雑木です。
5枚の丸い花弁ですね。開くと紫色が薄くなり白がメイン色となります。
黄緑色の雄しべと雌しべが突起のように突き出しています。
花びらも表側が膨らみ、裏側がめくれ上がったような咲き方です。
殆どの蕾もピンクっぽい色になっています。
小技で庭を引き立ててくれる引き出しの多い雑木です。
沢山の花が付いてきました。
枝が重そうに下がってきました。
これだけの花が咲くと秋の頃の実を想像すると壮観で楽しみです。
【ツリバナの季節の様子を紹介しています】
★ツリバナの実 時間と供に風合いが変化
★ツリバナの実が成り 青い実から赤い殻をもった実へ
【ツリバナの商品ページ】
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