DETAIL
種子から育てたアオダモの苗木です。
この苗木をお届けします。隣にも小さな苗木が育っていますので2本あります。
【この樹形のアオダモについて】
クビレではないですが幹の中ほどで2、3か所で屈曲した曲がりのある苗木です。
苗木の立体的な樹形や質感は写真では伝わりにくいですが自然の曲がり方が味わい深く、どことなく琴線に響く面白味があります。
主幹の横に半分くらいの背丈の苗木があります。2本の違う高さの木があると立体的になり空間のバランスが出てきます。
素直な株立ちで同じような木姿のものが数本出て来ている王道を行くような株もいいですが、交友非対称な2本の木も自然な景観を醸し出しています。
幹の根元付近の『曲がり』が自由で芸術のような曲線を描いていますね!植え付ける際に、どの面を正面にするかを考えますね。
お好みで植え付けてください。
根元のアップです。良いですね。まだ白っぽい木肌ですが、これからアオダモらしい味わいのある灰色の大人の木になり、白い縞模様や滲んだような模様が出てきます。
隣の小さな方の幹も少し曲がっていますね。
【アオダモについて】
葉がきれいな緑色で若葉のような時期が長く続きます。
自然樹形で葉の緑も美しく、さわやかな印象の里山の雑木です。
幼木では夏の間は、水はたっぷり与えます。周りの地面が乾いていたらたっぷり水をやりましょう。
秋には茶色に紅葉し、葉を落とします。
※麻布(ジュート)は写真用サンプルです。ご希望される方はご注文時に備考欄にご記入ください。
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【アオダモの育て方】
・落葉高木
・高さ:約5〜15m(成長が遅く、家庭ではあまり大きくならないことが多いです)
・植付け場所:半日陰〜日向の庭で育てます。一日中日光があたり西日を受けると、株元が乾きやすくなり、樹勢が弱くなります。水はけの良い場所を好みます。粘土質等の用土の場合は、根株のひと回り大きい穴を掘り、水はけの良い用土に入れ替えて植え付けます。腐葉土等を一緒にすき込みます。
・植付け後、1年くらいは特に水分を切らさないように育てます。(特に暑くなる5月〜秋口)
・夏季は水を切らさないようにして育てましょう。株元が乾いていたら、たっぷりと水を与えてください。冬場は株元が乾いていたら、水分を与えるくらいで十分です。乾きすぎると、枝枯れの原因になります。
・肥料:冬場の2月頃に寒肥や腐葉土を与えると良いでしょう。木の枝先の半径あたりの直下に、土に掘って寒肥や腐葉土を埋め込みましょう。円形に埋め込む、いくつかのポイントで埋め込むなどの方法があります。
・剪定:自然樹形が美しい樹種なので、剪定せずに自然樹形を楽しみます。枝枯れしていれば、枯れている枝を剪定します。
・病気・害虫:まれにカミキリムシの幼虫による幹の食害があります。