DETAIL
種子から育てたアオダモの苗木です。
この苗木をお届けします。2本の涼やかな樹形です。
【この樹形のアオダモについて】
2本同じくらいの高さでちょうど向かい合って幹の湾曲具合が丁度良く、まるで南国のヤシの木のような佇まいの木。
ちょうど下の方の葉がなく、木の上の方に2本ともまとまって葉が付いているのでそのように見えます。
成長し木の上部付近だけ葉が付いていると、雑木の庭の人が活動する高さ1.8m位の空間には幹だけで圧迫感がなく、生活空間の上の葉で緑陰を作る木姿になると想像できますね。
いい樹形だと思います。敷地により限られた空間での個人の趣味に合わせた庭の使い方や生活スタイルなど庭を多用途化を促してくれます。都会の限られた庭空間にももってこいの一本です!
アオダモは株立ちが人気で高いですが、ひこばえが大きくなって株立ちになるものも多いです。
また2つの種から育っていき、2本以上での複数の木が成長し根株がひとつの様に見え、幹が太くなるとだんだんと株立ちの様にもなって行きます。
ひと株ものも良いですし、他にも2本以上の木が樹種違いで根が絡み合ってひと株に見える株立ちの木も自然が作り出したものもあり、そいいった株も独特で味わいがありますね。
【アオダモについて】
葉がきれいな緑色で若葉のような時期が長く続きます。
自然樹形で葉の緑も美しく、さわやかな印象の里山の雑木です。
幼木では夏の間は、水はたっぷり与えます。周りの地面が乾いていたらたっぷり水をやりましょう。
秋には茶色に紅葉し、葉を落とします。
※麻布(ジュート)は写真用サンプルです。ご希望される方はご注文時に備考欄にご記入ください。
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【アオダモの育て方】
・落葉高木
・高さ:約5〜15m(成長が遅く、家庭ではあまり大きくならないことが多いです)
・植付け場所:半日陰〜日向の庭で育てます。一日中日光があたり西日を受けると、株元が乾きやすくなり、樹勢が弱くなります。水はけの良い場所を好みます。粘土質等の用土の場合は、根株のひと回り大きい穴を掘り、水はけの良い用土に入れ替えて植え付けます。腐葉土等を一緒にすき込みます。
・植付け後、1年くらいは特に水分を切らさないように育てます。(特に暑くなる5月〜秋口)
・夏季は水を切らさないようにして育てましょう。株元が乾いていたら、たっぷりと水を与えてください。冬場は株元が乾いていたら、水分を与えるくらいで十分です。乾きすぎると、枝枯れの原因になります。
・肥料:冬場の2月頃に寒肥や腐葉土を与えると良いでしょう。木の枝先の半径あたりの直下に、土に掘って寒肥や腐葉土を埋め込みましょう。円形に埋め込む、いくつかのポイントで埋め込むなどの方法があります。
・剪定:自然樹形が美しい樹種なので、剪定せずに自然樹形を楽しみます。枝枯れしていれば、枯れている枝を剪定します。
・病気・害虫:まれにカミキリムシの幼虫による幹の食害があります。