TOP 狭いバルコニーでもリビングから自然を感じるベランダガーデニング

狭いバルコニーでもリビングから自然を感じるベランダガーデニング

狭いバルコニーでもリビングから自然を感じるベランダガーデニング

生活の視界にいつも自然風景を楽しめる穏やかなナチュラルバルコニー!

ベランダガーデニングを楽しむコツとしてベランダの中をガーデン空間と日常空間に分けてデザインしましょうと別のページで記しました。

バルコニーが狭く、ガーデン空間と生活空間の区切りのは難しい…という方に、狭いバルコニーでも雑木ガーデン風のバルコニーガーデンを作庭する方法を紹介していきます!


では早速、始めましょう!

■プランター ひとつは大きめのお洒落なプランターを利用してベランダガーデンを楽しむ方法です。

生活の中でベランダ空間を区切れない場合は大き目のプランターを幾つか配置し、このプランターを基本とし、雑木の庭の世界観を演出します。

例えばコケリウムなども小さな瓶の中に緑の特別な世界が広がります!

そのようなカタチで幾つかの世界観のあるプランターを幾つか配置し、ベランダガーデンとしてナチュラル感を 演出するというものです。

端的には、80センチメートル位の長さの自然素材風のプランターに雑木や下草を寄植えたものを用意します。

中高木も育てると考えると深さも50センチメートル位あるといいでしょう。

まずプランター選びが大切です。

自然素材を使ったフランターが好ましいですが、種類も少なく高価で重量がありますので、自然素材風のセラミックなど素材を使い世界観が演出できるようなプランターが好ましいです。

例えば、石材を模したようなデザイン性の高いものなどが良いでしょう。

ベランダガーデニング

■雑木(高木の幼木、中木) 次に雑木を選びます。

・バルコニーでは日当たりの関係より日陰でも育つ植物

・高さの関係より天井まで高くなりにくい雑木

・剪定などで美しい樹形を保ちやすく、木丈をコントロールしやすい雑木

・成長が遅めの木

・自然では大きくなってものにでは大きくならない木

・花期は葉が茂ることにより強い直射日光が室内に入ることを防ぎ冬季は葉が無く冬に暖かな日光が入る落葉樹など

・葉数が多すぎない木。葉数は多すぎると少し暑苦しくなります。

・リビングからバルコニーで自然を感じ、その先の景色が見えるような透け感が出る葉数の少な目の木は木の幹も見え、雑木の庭の世界観も演出しやすくおススメです。

・季節を感じる木。紅葉や小さな花など季節を感じる木もベランダガーデンでもちょっとした楽しみのひとつです。

雑木の魅力でもあり季節感のある樹種も選んで植えて見ましょう。

こういったの特徴を持つ木を選ぶと良いでしょう。

・例えば、山紅葉(ヤマモミジ)、アオダモ、ツリバナ、ハイノキ(常緑樹)

こちらも常緑樹ですがイチゴの木も丈夫で花も咲き実も成る楽しい木です。

※ナチュラル感があり、日陰のベランダで育つ、大きくなりすぎず、ある程度は大きさをコントロールできて、日陰をつくることにより屋内の室温下げるなど環境に良い影響を与えるといった視点で選ぶと良いでしょう。

カフェガーデン

■下草の寄植え

○自然素材感のあるプランターに雑木を植えます。

・見え方を考えつつ樹木の正面や少し傾けて植え付けてみたりします。

・プランターの中の雑木の配置が決まったら、次に下草を植込みます。

・下草は日陰の庭を好み成長する種類を選びます。

・ギボウシ(ホスタ)・草蘇鉄(クサソテツ)・風知草・トキワシノブ・アマドコロ・フューケラなど如何でしょう?

・宿根草も数年咲く草花ですが、日陰の庭の適性に合う宿根草もたくさんあります。

・雑木の庭のベランダガーデンでは世界観に合うような宿根草を選びます。

・西洋オダマキ・クリスマスローズ・アスチルベ・額紫陽花(アジサイ)・リナリアなど雑木や下草の植生や雰囲気に馴染むよう派手過ぎず咲くような草花も良いでしょう。

・寄植えにより、テラリウムっぽく地面が連なっていることから雑木の庭の世界観が演出しやすくなります。

ベランダガーデニング

・リビングからの見え方も中高木が覗き株元に下草を数種植付けると、より自然風に視界に入ります。

■プランターの土の表面の演出

・景石を配置して自然な印象やつくばい石で和風にしたりして風合いを出します。

・土の表面に苔を敷き詰めて、苔生してみると室内から見る視界に緑の面が多くなり自然感が増します。

・バークチップで木のこげ茶色にして南国のバリ風や砂利を敷きつめモダン風などにしてみても一体感がでます。

・プランターの自然素材風でまずナチュラル感を演出し、雑木・下草・土の表面素材のトータルコーディネートにより統一感を出す様まとめることで、自然の風景を切り取った様に感じられますね。

・プランターでは地面部分の面積がある程度あり、下草を連続して配植したり寄植すると世界観が演出し易くなります。

■プランターの配置

上記紹介した自然素材の長めのプランターを3つ程バルコニーに配置してみます。

・窓側と外部側に離してプランターを飾り付けてみましょう。

・近くと少しでも遠くに配置することで遠近感が増し緑の空間に広がりを感じます。

・注意点としては室外機などの吹出口の場所や避難用の通路の幅も考慮に入れておきましょう。

・室外機のから出る風が直接苗木の葉や地表に当たると乾燥し易い環境になります。

湿潤した地中環境や空気環境を好む植物にとっては適切な環境ではないので育成に影響が出ます。

・プランターや植木鉢の配置に関してはリビングからの美しく見える角度を考慮して植物を配置しましょう!

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