TOP 山あじさい『虹』の魅力 〜桃色から青紫色への変化〜

山あじさい『虹』の魅力 〜桃色から青紫色への変化〜

山あじさい 虹のように色合いが混ざり合い、淡い色から濃厚な色へ変化します。

虹のように色合いの淡い桃色のガクから濃厚な和風な青紫とピンクが混在しているかのような色彩へ変化します。

山あじさい 虹 の成木です。ガクは木の全体に付きます。

5月中旬位から順次咲き始め、6月中旬位まで咲きます。

最初は蕾のような小さな芽のようなガクができ、次第に長方形の両性花が目だち緑色の細かい粒の様に見えてきます。

次に外側の装飾花も緑色から白っぽくなり、だんだんと開いてきます。

全体でチラホラと咲き出し、ガクが色付き目立つようになっていきます。

木の高さは1メートルくらいになります。

山あじさい 虹

額が出てきたところから順番に見て行きます。

中性花は緑色ですが、よく見ると少し紫っぽい色が透けて見えます。

装飾花は長方形型の角で少し額が開こうとして来ていますね。

この花は4つの花が咲きそうです。

ヤマアジサイ 虹

額が開いて来ました。緑色の装飾花から白っぽい額へ変化してきています。

紫色も発色の良い部分から色付き始めています。

よく見ると装飾花の花芽から1本両性花が出ています。

山あじさい 虹

額がかなり開いてきました。

これは小さい額ですね。穂先に付けた額は成長度により大きくなるものと小さいものがあります。

まだ淡い色ですが桃色がかってきています。

5つの装飾花の単体ごとに4枚の弁が付いています。

ヤマアジサイ 虹

額紫陽花の花になりました。

和のヤマアジサイの少し柔らかく薄い葉にもよくマッチしています。

開花直後の一番花はピンク色ですね。

和風なアジサイで、雑木の庭にも馴染み、下草としての利用価値が大きいです。

草丈もあまり大きくなり過ぎず雑木の株元を強い日差しから防いでくれます。

山あじさい

両性花も少ないタイプの額ですが、両性花もピンク色に変化しており、装飾花もキレイに咲いています。

これから両性花でも色が紫色のものとピンク色のものが混ざり始めるでしょう。

山あじさい 虹

青紫色がピンクに入ってきました。

白く色がついていなかった部分が青紫色になっています。

雰囲気が変わりましたね!

全体にこのような額が多くなると木姿全体で目立ちます。

ただ、派手な印象ではなく和なヤマアジサイだけあって、しっとりと庭に馴染むような色どりです。

ヤマアジサイ 虹

青みがかった紫色が入ってきました。

色の変化が現れだしたガクはまだホンの一部です。

額の中心部分から蒼い色に染まり始めています。

この色はこの山あじさいならではの発色です。

ヤマアジサイ

梅雨の前ですが、雨上がりのひとコマ。

雨に濡れると尚更風情があります。

色彩は強く発色しますが、雨粒でしっとりとして少し大人しく感じます。

山紫陽花

まだ株全体では桃色の濃いガクが多いです。

時間の経過ともに青紫色が入り、やがて色落ちしていきます。

色落ちしたころには梅雨が終わり、夏がやって来ます。

このころに出てきた新しい茎を切り取り、挿し木すると育つ確率が上がってきます。


ヤマアジサイ

【額紫陽花の紹介ページです】

 ★しっとりと上品なガクアジサイ 隅田の花火

 ★隅田の花火(額紫陽花) 八重の淡い紫色の日本らしいガクアジサイ

 ★斑入り額紫陽花(フイリガクアジサイ青花)の額の色

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