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山もみじの育成記録(種からの育て方と成長過程)とヤマモミジの小さな花
山もみじの育成記録(種からの育て方と成長過程)とヤマモミジの小さな花
山もみじの育成過程(種からの育て方)と花
山もみじの種からの発芽から双葉、本葉が出て成長していく過程をポット苗で見ていきます。
最後に山もみじの黄緑色の鮮やかな葉色の若葉と小さなサクランボっぽい赤い花の開花までを紹介していきます。
木に実った種子を見てみます。
切込みの入ったもみじらしい葉の下に幾つかの種子がぶら下がっています。
こちらはまだ春先で、開花後に結実したもみじの実です。
葉色も若々しくイキイキして美しい時期です。
アップで見ると葉色と実の羽根の部分から徐々に赤味の入り種子になる部分は淡い黄緑色です。
色目のコントラストがホント抜群ですね!
次に時間が経ち、11月の紅葉前の山もみじの種子の周りの画像です。
実はもう既に薄いペールな茶色に色付いて来ています。
飛行機が編隊を組んでいるように同じ方向を向いて平行についていますね。
下にぶら下がるというより水分も飛んで乾いた雰囲気ですね。
山もみじの種を葉ごとに付いた状態で採取してみました。少し羽が付いていて遠くに飛ばすような形になっています。
葉の間の小さな細い茎を通してついています。この種子は竹トンボのような形の片側にだけ種がつまっていますね。
まるで竹トンボの羽みたいなかたちですよね!
秋には親木に種子がついていますが、紅葉の時期でそちらに目に行きがちです。
もみじ狩りに出かけた時やお庭のモミジの紅葉を眺める時に、木に近づいて葉っぱの下に付いている種も一緒に探してみましょう!
下の写真では種子を縦に並べてみました。1〜1.5センチメートルくらいの大きさです。
3月 他の雑木より少し早く発芽をしてきます。
発芽したての細い赤い茎に普通に草花と同じような双葉です。
種蒔きでは少し土を被せるくらいに覆土します。
細い茎ですが、結構深くまで根を張っています。
親木の近くでよく見ると周辺で発芽していることもたまに見かけます。
環境さえ合っていれば、発芽率も結構いい方だと思います。
双葉の間から本葉が芽を出してきました。モミジの成長した木の葉の形と同じでちゃんと切込みが入っています。
黄緑色ですが、少し赤味が入っていて発芽したばかりの赤ちゃん苗といった様子です。
これから秋口まで背丈も伸びて行きます。
土は植付け用土を表面に被して利用しています。
ポットの中は真砂土と赤玉土を混ぜています。
昨年からの苗木の新芽の写真です。
葉の数は多いですが赤味がかった色目は発芽直後の苗と変わらないことが分かります。
枝のいろんな箇所から芽吹いてきて雑木らしく自然な樹形になるべく成長してきています。
新しい枝もいろんな位置から出ていきますので、好みによっては手で枝を取り自分好みの樹形に整えましょう。
もう一年経過したもう少し大きい苗です。
苗木によって芽吹きの早さに違いがありますが、葉の赤いです。
日当たりや温度により成長度合いが違いますが、こちらは半日陰で冬を越した苗です。
他の雑木の芽吹きよりこのヤマモミジたちはこの年は少し早いです。
気候温暖化や暖冬の傾向もあるでしょう。
4月の様子です。葉もすっかり出そろって来ました。
この後更に新しい芽吹きがあったりしながら葉の入れ替わりもあり、苗木とはいえ木に対して丁度よい感じの葉数で、見た目にも成木のミニ山もみじ版といった木姿になります。
枝もまだ柔らかく曲がりやすいですし、葉を取り除いて苗木でも樹形を整えて楽しむこともできます。
初夏の苗木です。山もみじも他の雑木と同じく個体により枝葉に個性が出ます。
このまま自然樹形のきれいな姿になっていってくれるでしょう。
幹の下についた葉は緑色になっていますが、上の方の葉はまだ若く黄緑色で成長し背丈が伸びて行っているのがわかりますね!
肥料もあまり与えなくても育ちます。
夏場は乾燥しやすいので土が乾いていたら水をたっぷりと与えましょう。
別の苗木ですが、下の幹がしっかりしてきました。草花の茎と違い硬さが写真でも見て取れますね。
雑木の木の幹らしくなってきました。新しく伸びる幹や葉の付け根も赤い茎ですね。
樹形にもそれぞれ個性が出てきます。比較的背丈を伸ばし真上に伸びるものや枝葉を横に広げるものなど様々です。
皆様はどんな樹形がお好みですか? 玄関先など狭いスペースにシンボルツリーとして利用される場合は、スッキリとまっすぐ伸び幹先でチラホラ葉が付いたもの。壁際なら壁の反対側の片側に枝はを伸ばしたもの。
雑木の庭を本格的に楽しみたい方は少し荒々しいくらい幹が曲がり自然樹形の木なら、里山風の雰囲気が作庭できます。
同じ苗木の根元付近の幹を見てみます。
いろんな方向に茎が伸びていて雑木の庭の緑陰をつくるのによさそうな樹形です。
山もみじは単幹でお日さまに向かって伸びて4mくらい頭上に葉だけパラパラとした樹形にも仕立てられますが、
このような樹形も味のある樹形ですこし荒さもあり素敵ですね。
山もみじは根っこ付近の根元周りの幹にも魅力がありますね。しっかり育っています。
山もみじの若葉の美しい季節の始まる少し前の成木です。
たくさんの新緑の山もみじ葉が横に広がり日光を浴びようと開いていこうとしています。
自然樹形を伴なって目が覚めるような鮮やかな萌黄色です。
晩秋の頃には皆さんご存じの通りとても日本の四季の移ろいを感じられる風流な紅葉を見れますが、芽吹きの若葉の時期もまた季節の勢いを感じるようで、雑木の庭の中でもヤマモミジはとても美しく映えます。
山もみじの花です。切り込みの入った7つに分かれた葉の陰に隠れて赤い小さな粒のような花が下にぶら下がっています。
葉の下で日光から隠れたサクランボの様ですね!
赤い花と萌黄色の葉色とのコントラストが5月っぽく若々しく生命感に溢れています。
枝の下から覗いて葉裏から見る山もみじもキレイですね。
こちらの花が結実し、初夏にはまた竹トンボのような実になりそして秋には種になっていきます。
【山紅葉(ヤマモミジ)の季節の葉色の紹介ページです】
★山もみじの新緑 透き通るような黄緑色の若葉から開花まで
★山もみじの紅葉
●雑木の庭のベランダガーデンの作り方
●山もみじの種まきと育て方(イラストと写真で見る種蒔きから苗木までの成長)
【山もみじの商品ページです↓】
山もみじ(苗木)はこちらから!
山もみじ種子30粒はこちらから!
最後に山もみじの黄緑色の鮮やかな葉色の若葉と小さなサクランボっぽい赤い花の開花までを紹介していきます。
木に実った種子を見てみます。
切込みの入ったもみじらしい葉の下に幾つかの種子がぶら下がっています。
こちらはまだ春先で、開花後に結実したもみじの実です。
葉色も若々しくイキイキして美しい時期です。
アップで見ると葉色と実の羽根の部分から徐々に赤味の入り種子になる部分は淡い黄緑色です。
色目のコントラストがホント抜群ですね!
次に時間が経ち、11月の紅葉前の山もみじの種子の周りの画像です。
実はもう既に薄いペールな茶色に色付いて来ています。
飛行機が編隊を組んでいるように同じ方向を向いて平行についていますね。
下にぶら下がるというより水分も飛んで乾いた雰囲気ですね。
山もみじの種を葉ごとに付いた状態で採取してみました。少し羽が付いていて遠くに飛ばすような形になっています。
葉の間の小さな細い茎を通してついています。この種子は竹トンボのような形の片側にだけ種がつまっていますね。
まるで竹トンボの羽みたいなかたちですよね!
秋には親木に種子がついていますが、紅葉の時期でそちらに目に行きがちです。
もみじ狩りに出かけた時やお庭のモミジの紅葉を眺める時に、木に近づいて葉っぱの下に付いている種も一緒に探してみましょう!
下の写真では種子を縦に並べてみました。1〜1.5センチメートルくらいの大きさです。
3月 他の雑木より少し早く発芽をしてきます。
発芽したての細い赤い茎に普通に草花と同じような双葉です。
種蒔きでは少し土を被せるくらいに覆土します。
細い茎ですが、結構深くまで根を張っています。
親木の近くでよく見ると周辺で発芽していることもたまに見かけます。
環境さえ合っていれば、発芽率も結構いい方だと思います。
双葉の間から本葉が芽を出してきました。モミジの成長した木の葉の形と同じでちゃんと切込みが入っています。
黄緑色ですが、少し赤味が入っていて発芽したばかりの赤ちゃん苗といった様子です。
これから秋口まで背丈も伸びて行きます。
土は植付け用土を表面に被して利用しています。
ポットの中は真砂土と赤玉土を混ぜています。
昨年からの苗木の新芽の写真です。
葉の数は多いですが赤味がかった色目は発芽直後の苗と変わらないことが分かります。
枝のいろんな箇所から芽吹いてきて雑木らしく自然な樹形になるべく成長してきています。
新しい枝もいろんな位置から出ていきますので、好みによっては手で枝を取り自分好みの樹形に整えましょう。
もう一年経過したもう少し大きい苗です。
苗木によって芽吹きの早さに違いがありますが、葉の赤いです。
日当たりや温度により成長度合いが違いますが、こちらは半日陰で冬を越した苗です。
他の雑木の芽吹きよりこのヤマモミジたちはこの年は少し早いです。
気候温暖化や暖冬の傾向もあるでしょう。
4月の様子です。葉もすっかり出そろって来ました。
この後更に新しい芽吹きがあったりしながら葉の入れ替わりもあり、苗木とはいえ木に対して丁度よい感じの葉数で、見た目にも成木のミニ山もみじ版といった木姿になります。
枝もまだ柔らかく曲がりやすいですし、葉を取り除いて苗木でも樹形を整えて楽しむこともできます。
初夏の苗木です。山もみじも他の雑木と同じく個体により枝葉に個性が出ます。
このまま自然樹形のきれいな姿になっていってくれるでしょう。
幹の下についた葉は緑色になっていますが、上の方の葉はまだ若く黄緑色で成長し背丈が伸びて行っているのがわかりますね!
肥料もあまり与えなくても育ちます。
夏場は乾燥しやすいので土が乾いていたら水をたっぷりと与えましょう。
別の苗木ですが、下の幹がしっかりしてきました。草花の茎と違い硬さが写真でも見て取れますね。
雑木の木の幹らしくなってきました。新しく伸びる幹や葉の付け根も赤い茎ですね。
樹形にもそれぞれ個性が出てきます。比較的背丈を伸ばし真上に伸びるものや枝葉を横に広げるものなど様々です。
皆様はどんな樹形がお好みですか? 玄関先など狭いスペースにシンボルツリーとして利用される場合は、スッキリとまっすぐ伸び幹先でチラホラ葉が付いたもの。壁際なら壁の反対側の片側に枝はを伸ばしたもの。
雑木の庭を本格的に楽しみたい方は少し荒々しいくらい幹が曲がり自然樹形の木なら、里山風の雰囲気が作庭できます。
同じ苗木の根元付近の幹を見てみます。
いろんな方向に茎が伸びていて雑木の庭の緑陰をつくるのによさそうな樹形です。
山もみじは単幹でお日さまに向かって伸びて4mくらい頭上に葉だけパラパラとした樹形にも仕立てられますが、
このような樹形も味のある樹形ですこし荒さもあり素敵ですね。
山もみじは根っこ付近の根元周りの幹にも魅力がありますね。しっかり育っています。
山もみじの若葉の美しい季節の始まる少し前の成木です。
たくさんの新緑の山もみじ葉が横に広がり日光を浴びようと開いていこうとしています。
自然樹形を伴なって目が覚めるような鮮やかな萌黄色です。
晩秋の頃には皆さんご存じの通りとても日本の四季の移ろいを感じられる風流な紅葉を見れますが、芽吹きの若葉の時期もまた季節の勢いを感じるようで、雑木の庭の中でもヤマモミジはとても美しく映えます。
山もみじの花です。切り込みの入った7つに分かれた葉の陰に隠れて赤い小さな粒のような花が下にぶら下がっています。
葉の下で日光から隠れたサクランボの様ですね!
赤い花と萌黄色の葉色とのコントラストが5月っぽく若々しく生命感に溢れています。
枝の下から覗いて葉裏から見る山もみじもキレイですね。
こちらの花が結実し、初夏にはまた竹トンボのような実になりそして秋には種になっていきます。
【山紅葉(ヤマモミジ)の季節の葉色の紹介ページです】
★山もみじの新緑 透き通るような黄緑色の若葉から開花まで
★山もみじの紅葉
●雑木の庭のベランダガーデンの作り方
●山もみじの種まきと育て方(イラストと写真で見る種蒔きから苗木までの成長)
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