エゴノキの苗木です。
この種から育てた自家製苗木をお届けします。
【この樹形のエゴノキについて】
エゴノキらしい野趣あるれる樹形です。しっかりとしたこげ茶とにグレー色が少し入った樹皮です。
幹の下の方では横枝が一本、また一本と伸びています。
若干幹が続く部分があり、少し幹を曲げた後、3方向に枝が分岐しまるで昆虫のクワガタの角のように
少し中に巻き込むような個性的な形状をしています。
エゴノキは少し枝が野性的で、ある意味いろいろな樹形になりやすい木でもあります。
この樹形では庭に変化をもたらし、また成木になり、開花する頃には内側に巻いたトップの枝に
小さな白花が咲き、幹の木姿と花のかわいらしさのアンバランスさが面白いものになりそうです。
※2月中旬時点:落葉しています。
ご理解・ご了承を頂き、ご購入をよろしくお願い致します。
【エゴノキについて】
エゴノキの苗木です。
葉っぱが小さめで、木姿に清涼感があり、涼やかな雑木の1本です!
シンボルツリーとしても人気が高い木です。樹形は野趣に富み、枝はいろんな方向に出ます。褐色の幹色も相まって雑木らしい野生を感じるような樹種でもあります。
春の新緑の季節の葉は若々しい黄緑色でとても美しく生き生きとした心象を与えてくれる木です。
幹はこげ茶色〜灰色の樹皮で、表面は見た目は比較的滑らかな様子です。さわると少しざらついています。
成長し成木に近づくと、5〜6月には鈴なりに沢山の白い小花を咲かせます。最初はスズランにような花弁が閉じたような形から、しばらくすると花弁が開いてきます。
開花すると小花に近づくとほのかに甘い香りが漂います。白い花弁に黄色い花粉で清楚ですが彩のある花です。
盛夏には、薄いペールグリーンの楕円形の実が、花と同じようにスズランのように鈴なりにぶら下がり連なって成ります。
秋から実が茶色くなりだすと野鳥のヤマガラが餌として、ついばみによってくる木としても知られています。
植付場所は半日陰〜日向で育ちます。根株が西日に弱いので株元が西日に当たらないような場所に植え付けると良いでしょう。
秋には、春に咲いた花の実をたくさん付けます。
地域によっては秋から、野鳥のヤマガラが飛んできて好物の木にぶら下がった実(種)や地面に落ちた実を食べに来て、野鳥観察が楽しめることもこの木の楽しいところでしょう。
成木になると比較的まとまった樹形に治まりますが、幼木の間は荒々しい樹形になることがある樹木です。
樹木の個性によって荒々しく雑木らしい樹形のものもありますので、自然な山の木を庭で再現したい場合などでは
荒々しい樹形を選んでもみても良いと思います。
エゴノキの名前の由来は実の皮を食べるとエグ味があることからと言われています。
ズィーズィーと鳴く野鳥のヤマガラは中の実を啄み食べているので、エグ味は大丈夫なんでしょうか??
【育て方】
・落葉高木
・高さ:約7〜8m(成長が遅く、家庭ではあまり大きくならないことが多いです)
・植付け場所:日向から半日陰で育てます。西日を受けると、株元が乾きやすくなるので、マルチングをすると乾燥を防げます。水はけの良い場所を好みます。
・粘土質等の用土の場合は、根株のひと回り大きい穴を掘り、水はけの良い用土に入れ替えて植え付けます。腐葉土等を一緒にすき込みます。
・特に夏場には雨水だけではなく、水をたっぷり与えるとよいでしょう。水が少ないと枝枯れが少し出ます。
・肥料:冬場の2月頃に寒肥や腐葉土を与えると良いでしょう。木の枝先の半径あたりの直下に、土に掘って寒肥や腐葉土を埋め込みましょう。円形に埋め込む、いくつかのポイントで埋め込むなどの方法があります。
・剪定:自然樹形で美しくまっすぐ伸び、褐色の木肌が美しい樹種なので、あまり剪定せずに自然樹形を楽しむのに適しています。たまに春先に主幹から徒長が出たりしますので、好みで剪定します。
特徴:木肌の褐色が美しく、表面はざらついた木肌です。シンボルツリーなどにも向いています。公園樹などに利用されたりしています。紅葉はしない樹種です。
エゴノキに花が咲いていきます!