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エゴノキ鈴なりの花!芽出しから季節を追って見ていきます!野鳥のヤマガラもやって来る雑木。
エゴノキ鈴なりの花!芽出しから季節を追って見ていきます!野鳥のヤマガラもやって来る雑木。
エゴノキに花が咲いていきます!
鈴なりの白花が咲くまで。。
エゴノキの春の芽だしから開花、実がなるまでを紹介しています。ページの最後に育て方を記載しています。
こげ茶色の幹に鮮やかな葉の緑。そして5月頃の鈴なりの白花が魅力のエゴノキです。
樹形も真っすぐの木もありますが、少し荒々しく主幹が曲がったり、枝が分かれたりとそれぞれの木によって個性がある雑木です。
エゴノキには晩秋には野鳥のヤマガラがやって来て、結実した種をついばんで行きます。
ヤマガラの好物で真冬の到来に備えて栄養を蓄えたり、巣に持ち帰ったりします。
この頃のエゴノキは里山の風景や野鳥の木の止まる姿や飛ぶ姿、そして鳴き声で聞くと自然を身近に感じたりできます。
木姿も山取りのものなど少し荒々しい容姿の木もあります。
幹の姿も力強く見応えがあり、一方葉は小ぶりで葉も適度に間引かれており、里山の雑木らしい樹種としても重宝します。
春になり小さな芽が萌芽して来ました。まだ他の雑木より少し小さい芽です。
萌芽の時期になると徐々に葉の数が多くなっていきます。
ひとつの芽から幾つかの葉が出てきました。小さい花の蕾のようなものも見えますね!
日の当たる暖かい位置にある枝から芽吹いて来ています。
木色がこげ茶でコントラストがいい感じで、色合いのいいです。
葉裏から蕾を見て見ました。数本づつ出ていますね。日が差して葉が透き通って葉脈がきれいに見えています。
4月後半ですが、蕾の先っちょは白っぽくなってきていますが全体はまだ緑色が強いです。
木を下から眺めています。晴れ渡った青空にさわやかなエゴノキの写真です。
よく見ると蕾が色んなところで見えますね。
エゴノキの開花です。鈴なりに連なった白花が満開です 。
何年かに1回は木全体の花がつき、真っ白になることがあります。木のエネルギーを貯め込んでいるのでしょう。
寒肥などの肥料にもよりますが、通年は木の幾つかの場所にかたまって咲いていることが多いです。
木全体が花に包まれますので、あまい香りに小さな蜂も誘われてきます。
寒肥など冬季に肥料を与え手入れを少ししてあげると5月頃にはあでやかな木姿になります。
初夏の日脚の中では、白い花びらが背景の葉や木漏れ日に映えて軽やかです。
黄色のおしべ、めしべとコントラストも美しくハイビスカスっぽく南国の雰囲気にも見えますね!
花のサイズ感は花弁が開いた状態で直径4センチくらいなので小さいものです。
実が成っています。まだ青い実ですがこれから熟していくと茶色くなっていきます。
まだ瑞々しい実という感じですが、種っぽく変わって行きます。
【エゴノキの育て方】
・落葉高木
・高さ:約7〜8m(成長が遅く、家庭ではあまり大きくならないことが多いです)
・植付け場所:日向から半日陰で育てます。
・西日を受けると株元が乾きやすくなるのでマルチングをすると乾燥を防げます。水はけの良い場所を好みます。
・粘土質等の用土の場合は根株のひと回り大きい穴を掘り水はけの良い用土に入れ替えて植え付けます。
腐葉土等を一緒にすき込みます。
・特に夏場には雨水だけではなく水をたっぷり与えるとよいでしょう。
水が少ないと枝枯れが少し出ます。
・肥料:冬場の2月頃に寒肥や腐葉土を与えると良いでしょう。
・木の枝先の半径あたりの直下に、土に掘って寒肥や腐葉土を埋め込みましょう。
・円形に埋め込む等いくつかのポイントで埋め込むなどの方法があります。
・剪定:野趣あふれる樹種で枝が暴れることもあります。
・春に冬を越えた後に小さな枝が枝がれするので剪定したり枝を折るなどして取り除きます。
暴れた枝はお好みで切り揃えます。
・特徴:木肌の灰褐色が美しく表面はざらついた木肌です。
シンボルツリーなどにも向いています。
・公園樹などに利用されたりします。紅葉はしない樹種です。
●エゴノキのコラム
●木漏れ日のある緑陰ガーデン
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