DETAIL
ハイノキ（灰の木）の苗木です。
雑木の中でも夏季も冬季も涼やかな木姿を見せてくれる常緑樹の樹木です。
細かな小さめの葉で全体的に葉量も少なく見えます。枝葉がある程度固まって付くこともあります。
木の個体によって異なりますが、木の上部や枝先にパラパラと咲く様子で幹の木姿が見え、
葉も細かいので涼やでシンボルツリーなどに利用されます。
灰色の幹や枝ぶりなどの樹形が魅力なので、木姿が見えるような角度で植え付けると美しくみえることが多いです。
市街地の家庭の庭では高さも大きくなりすぎず、主幹や枝も細身です。
剪定するとそこからひこばえの枝葉がたくさん出て来て、色んな方向に枝葉が向いていきます。
花は、春に小さい5枚の花びらの白い花が咲き、中には黄色いおしべがあり、可愛く目立ちます。
花に近づき嗅いでみるとほんのり甘い香りがします。
成長は遅い樹種で、年間でも30�僂眤腓�くならないくらいの成長速度です。
【育て方】
・常緑中木
・高さ：約5〜6ｍ（成長が遅めで、家庭ではあまり大きくならないことが多いです）
・植付け場所：半日陰の庭で育てます。一日中日光があたり西日を受けると、株元が乾きやすくなり、樹勢が弱くなります。水はけの良い場所を好みます。
粘土質等の用土の場合は、根株のひと回り大きい穴を掘り、水はけの良い用土に入れ替えて植え付けます。腐葉土等を一緒にすき込みます。
・植付け後、1年くらいは特に水分を切らさないように育てます。（特に暑くなる5月〜秋口）
・夏季は水を切らさないようにして育てましょう。
株元が乾いていたら、たっぷりと水を与えてください。冬場は株元が乾いていたら、水分を与えるくらいで十分です。乾きすぎると、枝枯れの原因になります。
・肥料：冬場の2月頃に寒肥や腐葉土を与えると良いでしょう。
木の枝先の半径あたりの直下に、土に掘って寒肥や腐葉土を埋め込みましょう。
円形に埋め込む、いくつかのポイントで埋め込むなどの方法があります。
・剪定：自然樹形が美しい樹種なので、剪定せずに自然樹形を楽しみます。枝枯れしていれば、枯れている枝を剪定します。
ハイノキの春 芽出しから開花、若葉へ
カテゴリーページ 雑木(手間いらずの木)
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