サワフタギの瑠璃実とヒメシャラのオレンジ色の紅葉
サワフタギ
サワフタギは「沢をふさぐ」というところから名が付いている水辺で生息する落葉樹です。山の中の上流の沢や小川のほとりに川に多い被さって枝葉が伸びている様な情景が目に浮かぶ様ないい名前の雑木ですね。
サワフタギは別名ルリミノウシコロシという少し驚くような名前も持っています。
木の枝が硬く丈夫でウシの体も付きぬいてしまうというところからきているそうです。
まだ冬も明けない時期のサワフタギが芽吹こうとしています。
小さな葉っぱの真ん中に小さな粒々が見えますが、こちらが蕾の状態でこの後、開いて花になって行きます
![サワフタギ](https://img21.shop-pro.jp/PA01388/294/etc/%A5%B5%A5%EF%A5%D5%A5%BF%A5%AE%B3%AB%B2%D6%C1%B0%AD%A1200404.jpg?cmsp_timestamp=20200409143654)
4月に入る頃になると木の枝先やいろんなところから蕾や新芽が出て来ていて、少しづつ芽が大きくなり新しく枝になってく新しい茎の部分も長くなってきています。
新芽も黄緑色で葉脈も見え始め元気な様子です。
![サワフタギ](https://img21.shop-pro.jp/PA01388/294/etc/%A5%B5%A5%EF%A5%D5%A5%BF%A5%AE%E9%B2%B3%AB%B2%D6%C1%B0%AD%A1200409.jpg?cmsp_timestamp=20200409144416)
花が咲きました。ふんわりした白い花で、あまり香りはないです。
雑木の中では花期は結構短い方で、雨に降られると落ちてしまいやすい花です。
短い期間ですが花が木姿一面に咲き誇る季節は見物です。
この花が秋の紫色の瑠璃実(ルリミ)になって行きます。
実がなり緑色の実から青緑への変化している途中のサワフタギの実!
まだ緑色した実が多いですが、よく見ると青紫の実も見えます。
まだ秋の始まりくらいなのでこれから葉も少し紅葉し落葉前に青紫の実になっていきます。
瑠璃実(ルリミ)は写真の通り、紫色の瑠璃色の実がなるということですね。
木や年によって実の色は少しちがいますね。
サワフタギに葉は丸い楕円形の形をしていますが、写真は秋となり少し茶色が混じってきている様子です。
同時に小さな青紫の実がなってきています。
青い実を付ける樹木も低木等でありますが、サワフタギは水辺で育つ雑木なので街なかで見かけることは少ないです。
まだまだ庭木としては多くはないようですが、人気が出て来ている雑木です。
里山や街なかでも青い実で楕円形の葉の木を見つけたらサワフタギかもしれませんね。
ヒメシャラ
ヒメシャラもまだ数枚ですが、葉が部分的に鮮やかなオレンジに変化してきています。葉っぱの外側から最初に緑からオレンジに変化していく過程が季節の移ろいを感じますね。
日々の微妙な変化に気付くと小さいながらも自然てすごいな!と思います。
色味も夏の頃の元の黄緑色から橙色に部分的に変化し、混在したコントラストが対照的でとても色映えがします。
一枚一枚の葉も良く見るとそれぞれに紅葉の仕方も異なり味わいがあります。
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