アオダモの病気について

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アオダモは基本はあまり病気では困りません

アオダモは自然で育成しており、大木の横で育っているような木になります。

例えば、北海道の奥地の自然では高さ約15mくらいになるそうです。

市街地では成長も遅い方で、高さ5~6メートルといった所です。

成長するとあまり大きな病気には、かかりにくくなります。

よく毎年秋になると枯れて落葉しますが、このころになると葉は茶色になり、病気も見つけにくいです。

かかる病気は当ショップでは2種類くらいで、ひとつは葉枯れなので病気というより強烈な直射日光や急激な環境変化(温度上昇)などによる疲れのようなものです。

一度、アオダモの病気を見て確認しておきましょう!

葉枯れについて

葉枯れは前述のとおり、病気というより強烈な直射日光や急激な環境変化(温度上昇)などが原因で葉が著色い部分が入ったり、少し水分が飛んだ状態になります。

真夏や気温の暑さによる水分不足や、季節の変わり目で急激な温度上昇時に環境になれずに水の吸い上げや暑さで葉に水がいきわたらくなる時になったりします。

苗によったり、育てる場所によったり、その他温熱環境によります。

また、葉焼けした葉を取ればまた新しい葉が生えてきます。

苗木の時にかかりやすい病気

苗木の時はうどん粉病にかかることがあります。

うどん粉病はいろんなカビなどの菌により、葉に白い粉が付いたようになる病気です。

うどん粉病に感染したら、葉は取り除きます。

うどん粉病

取り除いた葉は苗木のまわりに残らないように、掃除してゴミ袋などに入れ捨てます。

うどん粉病になった取り除いた葉からも感染するので残さないようにします。

幹には菌は伝わらないので、葉さえ取り除くとまたしばらくすると苗木は元気になります。

新しい葉が出て来た時は、病気にかかっていない以前と同じ葉が出てきます。

うどん粉病は、雨が続く湿気の多い時期にかかりやすいです。

うどん粉病

原因のカビ菌は土などに付いていることが多く、湿気が多いと繁殖して増えやすく地面近くでは胞子が漂っていたりします。

雨の時に土の表面にいた菌が雨粒の跳ね返りで葉の裏に付き、うどん粉病の原因菌となります。

土に原因菌は付着しているので、防ぐのはなかなか困難です。

土に防菌スプレーなどしておくと対策になりますが、常に菌がない状態にしておくことは難しいです。

地面近くに葉がある小さな苗木の時期にかかりやすくなります。

また風通しが悪いと空気が滞留し、胞子などが滞留します。

苗木から苗木に移らないように、接近しないように植えたり、置かずに風通し良い環境に保ちます。

なので苗木の葉がやはり低い場合位置にあるので、うどん粉病にかかりやすくなるのです。

成木になると葉の位置が幹の上の方に上がってきて地面からの水の跳ね返りがなくなるのでうどん粉病には、かかりにくくなります。

下の方の葉が高さ20センチくらいの場所ではうどん粉病にかかることがあります。

苗木から成木の病気

褐斑病はアオダモにもかかりやすい病気です。

褐斑病とは葉の一部に小さな茶色の斑点が出来、次第に範囲が広がり茶色やこげ茶色になる病気です。

褐斑病

主に原因はカビ菌による伝染と言われています。

初夏から秋に発病し、多くの植物で見られます。

湿気の多い梅雨や長雨の時期が褐斑病にかかりやすいと言われます。

湿気は梅雨や秋雨の頃はどうしても湿気があるので、風通しを良くします。

褐斑病では葉を取り除くことが対策になります。

ただ成木で高い場所などいろんな葉にあると、すべては取りにくくなります。

病気で葉が落ちることもありますが、翌年には持ち越しません。

雨の季節が終わると茶色の斑点の広がりは遅くなります。

そうすると秋は落葉時にアオダモの紅葉(黄色から茶色)と褐斑病が混ざり、落葉していきます。

褐斑病
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病害虫対策(殺虫・殺菌スプレー)

病気になりそうな時期に事前に殺虫・殺菌スプレーをしておきます。

湿気のある梅雨や長雨の前や夏の暑さの前などに病気になることがあります。

天気予報などを見て、事前に殺虫・殺菌スプレーをしましょう。市販のものでいいですが、商品や価格によって効能もことなりますので、予防したいものが商品ラベルの書いてあるので良く見て選択します。

やはりある程度価格のする方が、効き目があるように思います。

天気の良い乾燥した日に殺虫・殺菌をします。雨の前に散布すると流れてしまします。

数週間期間をおいて、2回散布するなどすると効き目は良くなります。

ただ、やはり対策してもやはり発病や虫害が発生することもあります。

アオダモは翌年は元気になります!

アオダモの病気のことをお伝えしてきましたが、よくかかる病気でもあります。

人も熱が出たり、腹痛になったり、頭痛にもなります。

少し時間が経つと治るのと同じで、梅雨の高温多湿の時期や酷暑の時期に葉焼けを起こすとか毎年繰り返すことなので、あまり心配しすぎないでおきましょう。

翌年は春に素晴らしい新緑を見せてくれます。

アオダモ葉の緑はとてもきれいで、葉も小ぶりでさらっとした表面でさらっとしています。

若くてやわらかく葉脈も美しい時で、同時に薄くて抵抗力の弱さもある時の葉なので病気にかかりやすいこともあります。

ある意味きれいなことの裏返しでもあります。普通に育てれば病気も起こることです。

アオダモは自然樹形で清涼感があり、とてもきれいな樹木です。

やはり魅力がいっぱいのアオダモを楽しみましょう!

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